2018/01/22 / 最終更新日 : 2024/11/23 kiwi 1st impression 39 刑法第三十九号 これは法廷ドラマの最高傑作。森田芳光作品の中でも上位三位には食い込む出来。俳優の顔面超アップの連続で表情でストーリーを描きつつ、要所要所で日常風景を美しく切り取った画面がテンポ良く入ってくる映像文体。勝手に堤真一の弁護を買って出た國村隼が接見室で両者向き合う時、ガラスに映る國村の顔が堤真一の顔と間近で並び、濃厚な応酬をする場面は秀逸。「のようなもの」や「家族ゲーム」に始まった森田芳光映像文体の集大成にすら思えた。★★★★★ コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目ですコメント * 名前 * メールアドレス * サイト reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。 Δ