おっぱいバレー

アイディアはスゴく良い。
古くて恐縮だけどユニコーンの『ヒゲとボイン』のリフレイン。

  ああ、男には 辛くて長い 二つの道が
  ああ、永遠の 深いテーマさ ヒゲとボインが 手招きする

たぶんそういう映画のはず(笑) 期待に胸を膨らませReck On!!!
→誰や、泣かせる映画にしたバカは(笑)

日テレ系テレビ資本の製作なので、またしてもごくせん第2シーズンの二の舞かと勘ぐってたら、監督はROBOTの羽住英一郎、踊る大捜査線、海猿の製作陣の仕業であった。ご多分に漏れず製作委員会方式なので製作会社とその所属監督だけのせいにする訳には行かないが、それにしても何やってるのと首を捻らざるを得ない出来。

「時速20km/h以上でないとおっぱいの感触に迫れない!」という出発点を後生大事にする事から始め、最後までそのバカデミービデオ大賞的センテンスで突っ走って、気づいたら泣けてた、ぐらいの脚本・演出・画作りはいくらでも出来ただろうに。

上手く作ればいくらでも良くなったのに、それが出来ないところがテレビ資本映画の最大の特徴。もうおなかいっぱい。

2016.11.29 BS Premium

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